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ゆず香るささみの塩昆布あえ

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冬が旬のゆずをあしらった、さっぱり風味のささみの塩昆布あえをご紹介します。

 突然ですが、日々の食事で塩分を摂取しすぎてはいないでしょうか。厚生労働省が公表している「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、日々の食事で摂取するナトリウム(食塩)について、その目標量を成人で1日約6㌘と定めています。ですが、日本人の平均ナトリウム摂取量は1日約10㌘。私たちは日々、目標量の2倍の塩分を摂取しているのです。塩分を取り入れすぎると、その分、高血圧や腎臓病、生活習慣病になりやすくなります。また、食塩の摂取量が多いほど、脳卒中や循環器病、心筋梗塞などの冠動脈疾患のリスクが高くなるそうです。それを防ぐには、やはり日々の食事で減塩に気を付けていくことが大切ですね。 今回のレシピの材料にも、塩はありますが、下ごしらえに少し使う程度。では、味の調節はどうしているのか。その答えは塩昆布にあります。

 昆布にはうま味成分であるグルタミン酸が多く含まれています。グルタミン酸とは、アミノ酸の中の一つで、「うまみ物質」として知られています。昆布のほかにはチーズやトマトにも含まれていますね。今回のお料理は、調味料を使わずとも、昆布のうま味だけで味が調えられているのです。お料理の塩分濃度が低くなると、うま味を感じにくくなります。ですが、そこで無理に塩や調味料を足さず、昆布のうま味を生かすことによって、おいしく減塩することができます。

 また、風味のアクセントとなるゆずの皮にも体にやさしい効果がたくさん詰まっています。 ゆずは捨てるところがないと言われるほど、栄養がたっぷりと詰まった食材。その果実よりも皮の方に栄養が詰まっていることをご存じでしたでしょうか。皮に含まれているビタミンCはなんと、果実の約4倍。そして、その香りにもリラックス効果が含まれています。皮の苦みが苦手な方は、皮についている白い部分(苦味の元)を削いでから使うといいでしょう。

 風味もうま味もぎゅっと詰まったお料理です。ぜひつくってみてください。

【ささみの塩昆布あえ】

〈材料〉

鶏ささみ         1本
塩昆布(細切り)   大さじ1
ゆずの皮(千切り)    少々
酒            少々
塩            少々

〈作り方〉

①ささみは筋をとり、塩を軽く振る。
②塩をふったささみを魚焼きグリルでこんがり焼き、手で細く割いて、酒をふる。(フライパンで焼く場合は、焼き目をつけてから蓋をして火を通す)。
③②を塩昆布であえて器に盛り、ゆずの皮をあしらう。

 提供:盛岡タイムズ


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