レンコンを春らしく
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ようやく盛岡でも梅がほころび始めました。桜の便りも間もなくでしょう。今回はレンコンを春らしく爽やかな味付けでいただきます。
レンコンはハスの地下茎が肥大化したもの。旬は秋冬ですが、昔から「見通しが利く」縁起物の野菜として重宝され、通年出回っています。主成分はでんぷん。塩分を排出するカリウムや美白効果の高いビタミンC、造血ビタミンと呼ばれるビタミンB6を多く含んでいます。
国産レンコンの約半数を占めるのが茨城県産。豊富な水と低湿地帯に恵まれた霞ケ浦周辺が日本一の産地です。岩手では、ほとんど栽培されていませんが、油や酢とも相性が良く、工夫しだいでメニューの幅が広がる食材。ぜひ食卓に取り入れてみてください。
ふっくらと丸みがあり、皮につやがあるものが良品です。ゆがいた後、氷水に取る一手間で粘りが取れ、色もきれいに仕上がります。
【レンコンの梅ソースがけ】
<材料>
レンコン 1節(15センチぐらい)
梅干し(A) 1個
だし汁(A) 大さじ1
酢(A) 大さじ2分の1
しょうゆ(A) 小さじ1
砂糖(A) 小さじ2分の1
塩(A) 少々
<作り方>
①レンコンは5ミリくらいの厚さに切る。
②少量の酢を入れた水を鍋で沸かし、レンコンをさっとゆがく。
③氷水に取り、その後、水気を切っておく。
④(A)の食材を混ぜ、レンコンにかける。
提供:盛岡タイムズ